2010/02/01
「高いところは好きですか、僕は結構、好きなんです。」
三回目の投稿、少し自分の作品について話してもよいころかと。
「高いところは好きですか?僕は結構、好きなんです。」
僕は、結構高いところが好きで、特に展望室とか聞くと心騒いでしまうんです。
名古屋のテレビ塔なんかは一時期ちょとした常連でした。
なので、展覧会の会場に展望室があるなんて聞くと心騒いでしまうんです。
あれは、初めて視察に訪れた時でした、むむ、「展望室」しかも「無料」エレベーターあり。
登るしかないですよね。
で、登ったわけです。
展望室で僕は一人、きれいに晴れた地上を見下ろし、「こんな景色は、鳥しか見れないものだったんだろうな」とふと思たのです。
そうなんです、結構昔は、樹より高い場所は、人とは違う進化形態を目指した鳥の占有領域でそこからの視線は鳥にしか得られなかったものなんです。
でも、現代においては人はビルを建て、空まで飛んで、そして宇宙まで。
樹より高いところに人が行きだしたのはいつ頃か?バベルの塔くらいなのかな?
鳥に対する人間の憧れは、そのまま飛行技術の歴史に見て取れるな。
なんて考えが駆け巡っていくのです。
でも、人は鳥から空を飛ぶ事を学んだけれど、ほかの事はどうなんだろう?
鳥は飛べる事で生きている訳だから、飛べる事が前提で鳥文化を形成しているわけで。
だから現在、見られるような生活をしているのでしょう。
人も、もちろん体を変えた訳ではないのですが、空を飛び、樹木よりも高いところに生活圏を広げた今、新しい文化を形成しても良いんじゃないかと思ったのです。
「ここは一つ先駆者、鳥から学ばねば」と思ったのです。
なので、今回は「樹上の歌」という作品を構想しています。
構想段階の今、まさに考えは仮説の連続、巡り巡る力説、序説いろんな事がまとまらずに飛び回っています。
フィンチの嘴―ガラパゴスで起きている種の変貌 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
なんか読んでみたり。
「翼を手に入れた人間はどうなるの?」「天使?」なんて考えたり。
鳥類図鑑の鳴き声の表記をマーキングしたり。
ふむふむ。
P.S
作品のこんな固まらない状態を書くのって僕は初めてです。
少し恥ずかしくもあり。
実は、前回書いたボーイスカウトも秘密の事です。
やっぱりcampはオープンハートにしてくれるのでしょうか。
楽しみですね。
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